精油を深掘り #1 そもそも精油とは?

精油を深掘り #1 そもそも精油とは?

 

こんにちは!Shima AROMAのカズキです。


今回から、ブログの新シリーズとして

「精油を深掘り」シリーズを始めてみようと思います!

 

第1弾のテーマは、

「そもそも精油って何?」 という、かなり基本的かつマニアックなお話です。

 


 

精油=植物の“香りの成分”


精油(エッセンシャルオイル)は

植物の花、葉、果皮、樹木などから抽出された、

香りのもとになる天然成分=芳香物質です。


例えば、

オレンジの皮をぎゅっと絞ったときの香り

森の中に入ったときの樹木の香り

ハーブを手でこすったときに立ち上がる香り


こうした香りの正体が、精油です。

 

植物が害虫などから自分の身を守ったり受粉を促したりするために

植物の中で作られ蓄えられた香りの成分が、

精油として私たちの生活に彩りを加えてくれています。

 


精油は植物のどこに蓄えられているの?

 

精油は植物全体に均等に含まれているわけではなく、

特定の細胞で作られ植物の種類によってそれぞれの部位に蓄えられます。

ユーカリは葉の表面近く、オレンジは果皮の内部など。

そのため、精油の抽出部位も植物ごとに異なります。

 

精油が蓄えられる植物の部位は主に以下の6つです。

花、果実、葉、幹、樹脂、根

 

この部位それぞれに植物が生き延びるための役割があり、

そこで蓄えられた精油にはその役割に応じた効果があるのです!!

 

例えば、花には蝶などの虫を誘って受粉を促し、子孫を残すための種子を作る役割があります。

花に蓄えられた精油にはイランイランやジャスミンなど華やかな香りのものが多く、昆虫などの生き物を引き寄せる誘引効果があると言われています。

 


 

どうやって作られているの?


精油の抽出には様々な方法があり、

それぞれの植物・抽出部位に適した方法が用いられます。

 

中でもメジャーな方法は以下の2種類です。

 

①水蒸気蒸留法

最も一般的で、多くの精油に使われている方法です。

植物に水蒸気を当てることで、熱によって揮発した香り成分を水蒸気と一緒に集め、

冷却して「精油」「芳香蒸留水(フローラルウォーター)」に分離します。

ラベンダー、ユーカリ、ティーツリーなど、
葉・花・樹木系の精油の多くはこの方法で抽出されます。

比較的穏やかな方法で、
植物本来の香りのバランスを保ちやすいのが特徴です。

 

②圧搾法

主に柑橘系の精油に使われる方法です。

オレンジやレモン、ベルガモットなどの果皮を物理的に圧力をかけて搾り、香り成分を取り出します。

熱をほとんど加えないため、柑橘特有のフレッシュでみずみずしい香り鮮やかな色がそのまま残りやすい反面、化学変化しやすい成分も多く含まれるため劣化しやすく、品質管理がとても重要になります。

同じ植物でもどの部位を・どの方法で抽出するかによって、

香りの印象や作用は大きく変わります。

 

だからこそ精油は「ただの良い香り」ではなく、

植物の生命力や環境への適応の歴史が凝縮された存在なのです。

 


 

というわけで、

今回は「そもそも精油って何?」という、シンプルな疑問から始まったお話でした。

 

普段なにげなく使っている精油も、

実は植物が生き抜くために作り出した大切な香りの成分なんだと思うと、

少しだけ見え方が変わってきますよね〜。

 

精油を深掘りシリーズ、今後も更新していきますのでお楽しみに!

それではまた〜

 

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