サウナで精油を使いたい!現役熱波師による“キューゲル”の作り方。

サウナで精油を使いたい!現役熱波師による“キューゲル”の作り方。

こんにちは、Shima AROMAのカズキです!

ロウリュで精油の香りを楽しみたい──そう思ったときに欠かせないのが、
“キューゲル(アロマアイスボール)” です。

精油は油分なので水分とは混ざらずに分離してしまいます。そのためそのまま水に垂らしてロウリュすると焦げ付きや急激な香り立ち、最悪の場合火事にもなりかねないため大変危険です。
精油の香りを安全に・心地よく広げるには、キューゲルの存在がとても重要です。

先月、Shima AROMAから新しいブレンド精油が登場しました。
そこで今回はこの新作精油を安全にサウナで楽しんでいただけるよう、
熱波師のわたしが普段から実践している “誰でも簡単に美しく仕上がるキューゲル作り” をご紹介します。


◆ 用意するもの

・市販のクラッシュアイス(小粒タイプ推奨)
→ 袋入りの小粒アイスが扱いやすくて◎

・電動かき氷機
→ クラッシュアイスをさらに細かくして、きれいに固めるために必須(手動でも可能ですが、量産するにはしんどいです)

・丸氷用の製氷皿(アイスボールメーカー)
→ ウイスキーのロック等で使う丸氷の型

・お皿やボウル(成形したキューゲルを置く用)


◆ Shima AROMA流 キューゲルの作り方


① 材料の準備

市販のクラッシュアイスをお皿とかき氷機にセットします。

 

② クラッシュアイスをさらに細かく削る

電動かき氷機で、ふわっとした雪のような氷に削ります。
この工程によって、丸氷皿に詰めたときに密度が出て、きれいな球体になりやすくなります。

↑こんもり山ができるくらい

 

③ 丸氷製氷皿で成形する

削った氷を製氷皿の蓋(写真の黒い部分)で押し込むように詰めて成形します。
しっかり圧をかけて詰めることがポイントです!
これで崩れにくく・綺麗なキューゲルができます。

 

④完成!お皿に並べて準備

出来上がったキューゲルをお皿に乗せれば完成!10〜20分ほど冷凍庫で再度冷やすと、より形が安定します。

↑クラッシュアイスの上に置くことで溶けにくくなります


◆ 精油は“使用直前”にキューゲルへ

精油は鮮度が命です!できるだけ使用する直前にキューゲルへ滴下しましょう。

そして、滴下する精油の量は精油の種類とサウナ室の広さに応じて調整が必要です。精油の香りは1滴の差でかなりの違いが出るので、ここに関してはある程度の慣れが必要です。始めは少ない量から始めて少しずつ調整していきましょう。

 


◆ この方法のメリット

・水を凍らせる手間が不要で すぐ作れる

・量産しやすいので 大きなイベント等にも対応可能

・細かい氷を固めて作るため 均一に溶けて香りが広がる

・市販の氷を使うので 失敗がほぼない

サウナ関係者の方々にも
「この作り方便利!」とよく言われる方法です。


◆ まとめ

ロウリュで精油を安全かつ心地よく香らせるためには、
キューゲルがとても重要です。

今回の「クラッシュアイス × かき氷機 × 丸氷皿」の方法は、
誰でも簡単にきれいなキューゲルが作れるのでとてもおすすめです。

ぜひ Shima AROMA の新ブレンド精油 と一緒に、
香り豊かなサウナ時間をお楽しみください!

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